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本記事に基づいて被ったいかなる損害について、一切の責任を負いかねますことを予めご了承下さい。
作業は必ず自己責任で行うようお願いいたします。
作業は必ず自己責任で行うようお願いいたします。
はじめに
正月休み中に作業をしていたところ、プライベートで使用しているThinkPadがパワーオフの状態でUSB接続機器に給電していることに気づきました。
(※ PCは電源アダプタで給電している状態。)
Lenovo公式サイトを参照すると、一部のPCには「Always on USB」というパワーオフの状態でもUSBデバイスに給電する機能が搭載されているとのこと。
PCを確認したところ、USB Type-Aポートに機能が対応していることを示すバッテリーマークが印字されていました。
一方で、USB Type-Cポートには印字はありませんが、Type-Aポートと同様に給電機能が動作することを確認しました。
バッテリー寿命に影響が出そうという印象と、現時点で使用しない機能のため、無効化を試みます。
手順
1. BIOSを起動
電源ボタンを押した直後に F1
キーを連打してBIOS設定画面を起動します。
起動に成功するとBeep音が鳴ります。
2. 設定項目を選択
Mainメニューから Config
タブに移動し、USB
という項目を選択します。
移動操作はキーボードの「矢印キー」、決定は「Enterキー」を使用します。
3. 設定変更
「Always On USB」の箇所を Enabled から Disable
に変更。
BIOSの説明文を参照する限り、パワーオフ以外にスタンバイ or スリープ状態の給電も可能な様です。
筆者の場合、PCをACアダプタで給電している間のみ機能が有効化されていました。
- 変更前
- 変更後
4. 変更したBIOS設定を保存
F10キー
で設定保存ダイアログを呼び出した後、「Yes」を選択しEnterキーを押します。
選択後、OSが起動します。
5. 動作確認
パワーオフ + ACアダプタによる給電状態でUSB機器に給電が実施されていなければ、作業は完了です。